空庵-kuan- コトコ/三上亜希子オフィシャルサイト Last Updated 2022-10-20

はじめて白くない空間での展示会

今までの個展では、基本的に白い壁への装飾を主にやってきたのですが、今回の会場となった京町家busonさんはそこ自体が味のあるその名の通り「京町家」。
もともとある雰囲気を壊したくはないけれど、負けたくはないわけで。
相当思い悩んだ結果、いぶし金色の紙を選んで藤花の切絵を施しました。
藤花、少し季節が早く感じられるかと思いますが、今回の展示会で出している着物も帯も、その場でお持ち帰りではなく「お仕立て」というその人だけに合わせてカタチにする時間がかかります。
そのお仕立てが上がってくる頃(だいたい1ヶ月後くらいです)は、きっと藤花の頃。
花が咲く頃に、この展示会のことを思い出してもらえるといいなと思って、藤花を咲かせました。
写真は、自分で撮ったものと、友達のetsuちゃんが撮ってくれたものを少し。あとで、多分もう少しbusonスタッフの方が撮ってくれたものを追加出来そうです。
着物と帯の写真は全部ではありませんが、そこは来てもらってのお楽しみを残しつつ。
ひとまず、こんな感じでした、のご報告です。
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